10月24日(金)文化発表会が行われました。今年のテーマは「華 〜咲かせよう148色の花〜」。生徒一人ひとりの表現や学びが集まる、まさに“学校全体の花が咲く”ような一日となりました。
1年生は「福祉」、2年生は「平和」、3年生は「進路・生き方」をテーマに、舞台班・資料班・造形班に分かれて取り組んできた内容を発表しました。どの学年も、自分たちが調べたり話し合ったりしてきたことを、それぞれの形でまとめており、展示・舞台・作品のいずれからも学年ごとの視点や思いが感じられました。
また、舞台発表や展示だけでなく、全体合唱や英語スピーチ、音楽部のリコーダー演奏も行われ、文化発表会にさらに広がりを添えていました。英語での発信や、息を合わせた演奏など、日頃の練習の成果がしっかりと伝わる内容でした。
どの発表にも、生徒たちが準備を重ねてきた様子がうかがえ、テーマに向き合って考えたり工夫したりした姿が感じられる一日となりました。今年のテーマにある「148色の花」のとおり、それぞれが自分の色をしっかりと表現した文化発表会でした。来年はどんな花が咲くのか、今から楽しみです。
10月3日(金)、本校では生徒会役員改選が行われ、立候補者と応援演説者が舞台に立ち、それぞれの公約や学校への思いを熱心に語りました。立候補者は、学校生活をよりよくしたいという意欲や、行事の活性化、仲間との協力の大切さなどを自分の言葉で伝え、聞く側の生徒も真剣な表情で話を聞いていました。演説の後には、実際の選挙で使用される投票箱を使った本格的な投票が行われ、緊張感のある雰囲気の中、生徒一人ひとりが責任をもって投票しました。
今回の生徒会役員改選は、立候補者・応援演説者の真剣な姿、そして投票を通じて自分の意思を表す生徒の姿を通して、生徒たちにとって責任感や自治意識を学ぶ貴重な経験となりました。選ばれた新役員の皆さんには、これからの学校生活をさらに盛り上げてくれることを期待しています。
9月20日(土)朝から空模様が心配されましたが、予定どおり大会を開始することができました。午後には雨が降り、一時競技が中断する場面もありました。しかし、雨が上がったあとは、生徒たちが率先してグラウンド整備に取り組み、水のたまった場所をならしたり土を入れ替えたりと、懸命に動いてくれました。そのおかげで安全に競技を再開することができ、仲間や学校のために動く姿勢に大きな成長を感じました。
競技では、これまでの練習の成果が随所に見られました。1年生のキャタピラ競争では、体を思い切り使って前へ進む姿に力強さがあり、2年生の二人三脚では息を合わせる難しさを乗り越えながらゴールを目指す姿が印象的でした。3年生の綱引きでは、掛け声とともに学年全体の団結力が発揮され、観客席からも大きな声援が送られました。このほかにも、応援団の演舞や組体操、選抜リレー、徒競走など、体育大会らしい熱気に満ちた競技が続きました。
結果は、応援の部・競技の部ともに黄色組が優勝。最後まで声をかけ合い、仲間とともに力を出し切った姿が輝いていました。
天候に左右されながらも、生徒たちの真剣な表情、仲間を思いやる行動、そして力を合わせてやり切る姿が、今年の体育大会をいっそう印象深いものにしてくれました。