ついにやってきました、修学旅行!初日は長崎。まず訪れたのは平和公園。ここで私たちは、これまでの平和学習をもとに考えた平和への誓いを発表しました。一人ひとりが真剣に言葉を紡ぎ、原爆で失われた命に想いを馳せて黙祷を捧げました。そして、心を込めて折った千羽鶴の献納。静かな時間の中で、平和への祈りを形にしました。
その後は、原爆中心地を訪れ、続けて原爆資料館へ。言葉を失うような展示の数々に、胸が締めつけられる思いでした。写真や被爆者の証言から伝わる「その日」の現実。目をそらさず、まっすぐ受け止める時間になりました。
午後は一転して、長崎市内の班別自主研修。地図を片手に目的地を探しつつ、班で協力して行動。平和学習のために写真を撮ったり、解説を読んだりする真剣な顔がそこにはありました。また、お土産選びに迷う姿も微笑ましく、長崎の街を満喫していたようです。そして最後は、オランダ物産館に全員時間通り集合!これは本当にすごい!
ただし、その達成感の裏では「足が棒…」「足パンパンすぎて歩けん…」という声が多数。今日1日で何歩歩いたんだろう…というほどのハードスケジュール。でも、それぞれに学びと楽しさの詰まった一日でした。
令和7年度 第1回 湧水町小中連携研修会を実施しました。
「子どもは町の宝」とよく言われますが、その宝を地域で育てていくためには、小学校と中学校の連携がとても大切です。4月30日(水)、栗野中学校にて「湧水町小中連携研修会」が行われ、栗野中校区の小中学校の先生方が集まりました。
今回の研修では、まず授業参観をし日頃の教育活動を共有、その後はテーマ別に分かれて座談会を行いました。どのグループでも、現場ならではの声が飛び交い、充実した話し合いの時間となりました。例えば生徒指導のグループでは、SNSやゲームへの依存、スマホのルール作りといった話題が中心に。ICTのグループではタブレットやスマホとのつき合い方やICTの授業での活用方法、養護教諭のグループではう歯率が高いことなど、健康面からの視点でも意見交換が行われました。「いろいろな情報を聞けて参考になった」「他校の取り組みからヒントがもらえた」などの声も多く、学び合いの大切さを改めて感じる時間になりました。
学校の枠をこえて先生たちがつながることで、子どもたちの9年間の学びをよりよいものにしていける――そんな思いを共有できた1日でした。
4月24日(水)の5・6校時に、生徒総会および地域生徒会が行われました。生徒会を中心に、事前の準備が丁寧に行われており、落ち着いた雰囲気の中で各議題が進行されました。
生徒総会では、各専門部より年間活動計画と決算報告が発表されました。また、生徒会からは服装規定の見直しを含む提案事項が示され、今後の学校生活に関わる重要な内容について、全校生徒がしっかり理解を深める時間となりました。
続いて行われた地域生徒会では、通学路などの危険箇所の確認や、地域行事の予定の共有、そして各地区のリーダーの選出が行われました。地域との連携を意識する良い機会となり、生徒ひとりひとりが自分の生活環境に目を向ける契機となりました。生徒会スローガンは、
「Nothing is impossible ~個性で開く夢への扉~」
この言葉のとおり、自分の個性を大切にしながら、よりよい学校をつくろうという気持ちが、会の随所から感じられました。生徒会を中心に丁寧に準備された今回の会は、新年度のスタートにふさわしい、充実した時間となりました。
4月18日(金)の5・6校時に、交通安全教室が行われました。この日は講師の先生をお招きし、体育館と校庭の二か所で、自転車の安全な利用について学ぶ貴重な時間となりました。
まずは体育館で、自転車の運転に関わる危険について映像で学びました。一見、何気ない場面でも油断が事故につながることや、交通ルールを守ることの大切さなどが、具体的な映像を通して伝えられ、生徒たちは真剣な表情で見入っていました。
続いて校庭では、自転車の通行練習が行われました。ヘルメットをかぶり、講師の方のアドバイスを受けながら、安全確認やブレーキの使い方、交差点での動き方などを実際に体を使って学びました。
また、自転車の点検も行われ、キャッチフレーズ「ぶたはしゃべる」が紹介されました。これは、『 ぶ…ブレーキ、た…タイヤ、は…ハンドル、しゃ…車体、べる…ベル 』という、自転車に乗る前の点検ポイントを覚えるための言葉です。
ユニークな語呂合わせに、生徒たちも「なるほど!」と納得の様子でした。
交通手段として身近な自転車ですが、安全に乗るためには日ごろの意識と点検が欠かせません。今回の教室で学んだことを、日常の登下校やお出かけの際にもぜひ活かしてほしいと思います。
事故を防ぐのは「正しい知識」と「ちょっとの注意」。
これからも安全第一で、自転車と上手に付き合っていきましょう。
4月11日(金)の3・4時間目に、新入生に向けた「生徒会入会式」と「部活動紹介」が行われました。さらに、学年間での交流を深めるためのレクリエーションも実施され、にぎやかで温かい時間となりました。
生徒会による学校紹介では、栗野中の一日の流れを「劇」で表現。
登校、授業、給食、清掃…と、先輩たちが日常の場面を演じながら紹介してくれました。
真剣な場面もありつつ、思わず笑ってしまう場面もあり、新入生たちも自然とリラックスしていた様子でした。また、各専門部の紹介も行われ、それぞれの活動内容や役割が分かりやすく説明されました。学校を支える縁の下の力もちたちの活躍に、新入生も少し驚いたかもしれません。
実演で迫力!部活動紹介
続いての部活動紹介では、各部が実際の活動を実演でアピール。体育館には迫力ある動きや美しい音色が響き、まるでミニ発表会のような雰囲気に。どの部活も個性が光り、新入生からは「入りたい部が多すぎて困る!」といううれしい悩みの声も聞こえてきました。
レクレーションで笑顔に!
学年間の交流を目的としたレクリエーションも行われました。じゃんけん列車を通して、先輩・後輩が言葉を交わす場面もたくさん見られました。初対面の緊張もどこへやら。気づけば笑顔が自然とあふれていました。
中学校生活のスタートは、期待と不安が入り混じるもの。でも、先輩たちの温かく楽しいサポートで、新入生たちの表情も明るくなっていきました。これから始まる毎日が、実りあるものになりますように――そんな思いが伝わる、素敵な時間となりました。