2025年9月 9日 (火)

職場体験学習~地域の現場で挑戦した生徒たち~

 本校2年生が、湧水町内のさまざまな事業所にご協力いただき、職場体験学習を実施しました。商店や工場、役場、保育園、飲食店など、普段の生活の中でお世話になっている多彩な現場に分かれ、それぞれの仕事を体験させていただきました。

 生徒たちは、働くことの大変さと同時に、そのやりがいや喜びを感じ取ることができました。接客では「笑顔であいさつすること」、保育では「相手に寄り添う気持ち」、工場では「安全や効率の大切さ」など、教室では学べないたくさんのことを実感しました。特に、人とのコミュニケーションの大切さを強く感じた生徒が多かったようです。「最初は緊張したけれど、あいさつすると安心できた」「伝え方で相手の反応が変わることに気づいた」などの声も聞かれました。この体験は、将来の職業選択や来年の進路選択を考える大きなきっかけになるはずです。

最後になりましたが、この貴重な機会をくださった湧水町内の事業所の皆様に心よりお礼申し上げます。温かいご指導や励ましのおかげで、生徒たちは大きな学びを得ることができました。

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スローガン発表!~今年の体育祭にかける想い~

 先日、生徒会から今年度の体育大会のスローガンが発表されました。
その言葉は――

「気炎万丈 ~心に灯せ 不滅の炎~」

「気炎万丈」とは、勢いよく燃え上がる炎のように、意気込みや気持ちが大いに高まる様子を表す四字熟語です。まさに体育大会に挑むみんなの心を映し出すのにふさわしい言葉だと思います。

 スローガンには、「どんな状況でも仲間と心を合わせ、最後まで諦めずに挑戦し続けよう」という強い願いが込められています。一人ひとりの胸の中にある小さな炎を、仲間とともに大きく燃やし、不滅の炎として輝かせてほしい――そんな想いが伝わってきます。

 体育大会は、ただ勝敗を競う場ではなく、仲間と支え合い、自分の限界を乗り越えていく大切な舞台です。応援する声、全力で走る姿、仲間を信じて挑む表情。そのすべてが、このスローガンに重なっていくことでしょう。当日、生徒一人ひとりが心に炎を灯し、グラウンドいっぱいに「気炎万丈」の姿を響かせてくれることを楽しみにしています。

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新たな学期の始まり~始業式と応援団団結式~

 2学期の始業式が行われました。校長先生からは「Challenge(挑戦)」「Chance(機会)」「Create(創造)」の3つのCを大切に、日々の学校生活や行事に前向きに取り組んでほしいとのお話がありました。また、各学年代表や生徒会代表による挨拶も行われ、2学期の学びや行事への意欲を新たにする場となりました。2学期は、文化発表会や体育大会、職場体験学習、介護等体験学習など、多くの活動が本格的に始まります。さらに3年生にとっては高校入試に向けた取り組みも本格化する時期です。生徒たちは真剣な表情で話を聞き、新しい学期への決意を胸にしました。同日行われた体育大会の応援団団結式では、赤・黄の各団に分かれ、団員同士で団結を深めました。互いに声を掛け合う姿からは、これから迎える体育大会への意気込みと協力する姿勢がうかがえました。

 2学期の始まりは、生徒たちが挑戦する心と仲間との絆を再確認する大切な機会となりました。これからの学校生活に向けて、一人ひとりが力を合わせて充実した日々を送ることが期待されます。

Imgp9633↑始業式の様子

Imgp9656_2 ↑体育大会応援団団結式の様子

2025年7月 1日 (火)

健康で安全な食生活 ~3年生 学級活動より~

本日、3年生の学級活動では、「健康で安全な食生活」をテーマにした授業が行われました。
卒業まで残り9ヶ月を切ったことを再確認し、「これからの自分と食」のつながりをじっくりと見つめ直す貴重な時間となりました。

授業の導入では、自分たちの“食”への意識を振り返るアンケート結果に、生徒たちから「へぇ~」という声が。
「朝ごはん、毎日食べてる?」「野菜、足りてる?」——他人の意識を知ることで、自分の食生活を客観的に捉えるきっかけになったようです。

その後は、カードや実物食材を使って、バランスの良い食事について考える活動へ。
主食・主菜・副菜をどう組み合わせればよいのか、仲間と話し合いながら悩み、発見し、一生懸命取り組む姿が印象的でした。

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さらに本日は、栄養教諭の先生が、給食の時間にも同じ教室で生徒たちと一緒に食事をしながら、さりげなくその様子を見守ってくださいました。

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食事中の何気ない選び方や食べる様子を温かく見届けてくださる姿に、
“教室の外にもつながる学び”の大切さが感じられました。

「食べることは、生きること」

——そんな言葉が、今日は少し身近に感じられたのではないでしょうか。

3年生の皆さん、今日の学びを、これからの人生の“お弁当箱”にそっと詰めていってくださいね。

2025年6月25日 (水)

「いじめのない学級を目指して」~人権集会を実施~

 本校では、6月を「人権月間」として定め、人と人との関わりについて深く考える機会を設けてきました。

 期間中は、人権係の職員が中心となり、給食時間に人権に関する放送を行いました。放送では、人権学習において出た生徒の感想の紹介や、歴史的な事例などが紹介され、全校生徒が自分の生活と照らし合わせながら人権について考えるきっかけとなりました。

 また、人権に関する講話の実施や標語づくりにも取り組みました。そして、「ハンセン病問題」を正しく理解するための学習を行い、過去に行われた隔離政策や、それに伴う深刻な差別と偏見の歴史について学びました。厚生労働省は毎年6月22日を「らい予防法による被害者名誉回復及び追悼の日」と定めており、その日を含む1週間を「ハンセン病問題を正しく理解する週間」としています。今回の学習では、ハンセン病に関する誤解をなくし、患者や回復者の方々への差別や偏見のない社会を実現することの大切さを学びました。

S__452894733_0  そして本日6月25日(水)の朝、6月の人権月間の締めくくりとして「人権集会」を行いました。集会では、各学級が「いじめのない学級を目指す」ためのスマイル宣言を発表しました。どのクラスの宣言にも、自分たちの学級の現状や課題を見つめ直し、みんなが安心して過ごせる環境をつくっていこうという強い思いが込められていました。「相手を理解しようとする気持ち」「違いを認め合うこと」など、学級ごとに個性のある宣言が発表されました。

 また、校長先生からは「人権とは何か」という問いかけとともに、性の多様性を含むジェンダーに関するお話もありました。「一人ひとりの違いを認め、互いに尊重し合うことが、よりよい社会をつくる第一歩である」生徒たちも真剣な表情で耳を傾けていました。差別や偏見のない、すべての人が安心して過ごせる学校・社会の実現に向けて、これからも一人ひとりができることを考え、行動し続けていきます。

2025年5月24日 (土)

もしもの時に備えて――不審者対応避難訓練

5月22日(木)、不審者が校内に侵入したことを想定した避難訓練を実施しました。今回は「3年教室に不審者が侵入した」という想定のもと、緊張感のある訓練が行われました。

不審者による事件は全国的にも実際に起きており、学校も例外ではありません。「まさか」ではなく「もしも」に備える必要があります。生徒たちは放送をしっかり聞き、教室からの避難行動を落ち着いて実行しました。それぞれの学級で迅速に行動する姿からは、安全に対する真剣な意識が感じられました。

訓練後には、警察の方から命を守るための行動について講話をいただきました。また、実際に身を守るための「護身術」も教えていただき、生徒たちは興味深く、集中して取り組んでいました。緊張感のある中にも、学びの多い時間となりました。

今後も、学校全体で安全に対する備えを続けていきます。

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梅ちぎりに向けて―梅林作業を実施しました

来週27日(火)に予定されている本校伝統の行事「梅ちぎり」に向けて、梅林の整備作業を行いました。

この日は心配された雨も何とか持ちこたえ、全校生徒が協力して梅林に入り、雑草の回収や足場の整備に取り組みました。2・3年生はこれまでの経験を活かし、作業の進め方を後輩に伝えながらリーダーとして大活躍。どこで何をすればいいのかを的確に判断し、率先して動く姿はとても頼もしく感じられました。

1年生にとっては初めての活動でしたが、先輩たちの背中を見ながら自分にできる役割を見つけ、黙々と作業に取り組む姿が印象的でした。どの学年も一人ひとりが「今、自分にできること」に真剣に向き合い、梅ちぎりの成功を願う気持ちが作業の中に表れていました。

また、生活部の生徒たちは各学級の動きをよく見て、作業の流れや時間配分を調整したり、道具の準備・片付けなどを進んで引き受けたりと、全体のまとめ役として大きな存在感を発揮してくれました。全校が一丸となって取り組んだ今回の梅林作業。良い準備ができました!来週の「梅ちぎり」が今から楽しみです。

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2025年5月16日 (金)

上級学校説明会

 5月15日・16日の5・6校時に、上級学校説明会が行われました。高校の先生方をお招きし、各学校の学科の特徴や行事などを知り、今後の進路決定の参考になったと思います。ご家庭でもぜひ話をしてみてください。

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2025年5月15日 (木)

修学旅行(3日目):太宰府天満宮とヤクルト工場見学

修学旅行もいよいよ最終日。朝はホテルで朝食をとり、バスで福岡の太宰府天満宮へ向かいました。

太宰府天満宮では自由行動の時間があり、参拝をしたり、お守りを選んだり、おみくじを引いて結果を見せ合ったりと、それぞれが静かに楽しむ姿が見られました。

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その後は、福岡県のヤクルト工場を見学。普段飲んでいるヤクルトが、どのように作られているのか、映像や実際の機械を見ながら学びました。衛生管理の徹底ぶりや製造ラインの工夫など、興味深そうに聞き入る姿が印象的でした。「こうやって作られてるんだ」と、知っている商品の裏側を知る新鮮な体験になったようです。

全行程を終え、バスは栗野中学校へ。長崎、福岡と3日間を通して、多くの経験を重ねてきた生徒たち。仲間と過ごした時間の中で、思い出だけでなく、協力やマナーの大切さなど、たくさんのことを学ぶことができた修学旅行になりました。

宿泊学習(2日目)

朝のつどい

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栗野中が司会。ラジオ体操や、学校紹介がありました。

野外炊飯スタート

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ハラハラするような、手つきで野菜をザックリ。

煙をかぶりなからの、火起こし。

涙を流し(玉ねぎ、煙で…)ながら、美味しいカレーの完成!

たくさん思い出ができた、宿泊学習。

少したくましくなった…かもしれない、生徒の姿をこれからも、暖かく見守ってください。